【東京/勝どき】日本音楽集団定期・伊福部昭 音楽祭

■07/05/25(金) 第187回定期演奏会 伊福部昭音楽祭
◎交響譚詞(2005年編曲) 伊福部昭作曲・秋岸寛久編曲
・二十五絃箏曲「琵琶行」―白居易ノ興ニ效ク―(1999年) 伊福部昭作曲
・SF交響ファンタジー邦楽器版 伊福部昭作曲・秋岸寛久編曲
・郢曲「鬢多々良」(1973年) 伊福部昭作曲
第一生命ホール(晴海トリトンスクエア)
都営大江戸線勝どき駅A2a出口より徒歩8分
18:30開場 19:00開演
前売 A5,000円 B4,000円 C3,000円
当日 A5,500円 B4,500円 C3,500円
ヤングシート:25歳以下の方にB,C席を割安料金で。
前日午前中までに日本音楽集団事務所へご連絡ください。
主催:特定非営利活動法人 日本音楽集団
NPOトリトンアーツ・ネットワーク
第一生命ホール
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当教室講師の穂積は、◎印の曲に出演します。
伊福部昭氏は、世界的にも有名な日本を代表する作曲家の一人で、昨年享年91歳で永眠されました。「ゴジラ」をはじめとする東宝特撮映画にたくさんの作品を残したほか、日本的な素材を活かした強烈な個性が特徴です。
例えば、一曲目の「交響譚詞」の第二楽章では「じょんがら舞曲」の素材を用い、オリジナルのフルートソロは、祭囃子の笛がイメージとして織り込まれています。これが、改めて秋岸氏の編曲によって、イメージ元の笛の演奏に置換えられ、より一層この曲の特徴が活かされた演奏になっています。
四曲目の郢曲「鬢多々良」も、なんとも心地よい箏のリズムが繰り返され、聴いている側が思わず踊り出したくなるような、我々日本人の感性に強烈に響いてくる曲です。
この教室を通じて三味線をはじめとする邦楽器にご興味を持たれた方は、是非とも日本音楽集団の定期にいらしてください。笛・篳篥・笙・尺八・胡弓・三味線・琵琶・箏・太鼓・鼓など、邦楽器の音色が一度に聴けて、その邦楽器による最先端の作品が聴くことのできるのは、この団体の演奏会をおいては他にありません。
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穂積