三味線の糸のつけ方(根緒編)

※以前の記事の画像をより見やすく更新しました。(以前はピントが合っていない写真が多かったので)
今日は、三味線の糸のつけ方を、ご説明しようと思います。
三味線の糸をつける箇所は、胴側の根緒の部分と、糸巻きの部分と、2箇所ありますが、まずはじめに前者(胴側の根緒にかける部分)を解説します。

1. 三味線の糸の先端を、糸止め(絹製で、「根緒」(ねお)という名前です)の輪の中を通します。

2. 根緒の中を通した糸の先端を、一回ループさせ、三味線の糸で輪を作ります。

3. この糸で輪を作るときに、親指側(手前側)に糸を重ね、人差し指と親指で糸が交差した部分を持ってください。

4. 親指と人差し指で交差部分を持ったまま、この糸の輪を、そのまま胴の方向へ倒し、根緒の上から被せます。

5. 三味線の糸を左右両方の手で引っ張り、輪を小さくして根緒に固定されれば完成です。
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三味線の糸のつけ方(根緒編)” に対して2件のコメントがあります。

  1. せいこ より:
  2. 匿名 より:

    すごく分かりやすく良かった。これからも、大変、やくにたちます。

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