レッスン方式

基本的にはグループレッスン方式で、気軽にご参加いただけます。
運指のチェックやウォーミングアップは、グループ全員で練習します。
奏法や曲の解釈など、より細かい内容については、それぞれの進度に応じて、個別に指導していきます。グループの気軽さと個人指導の効率性、2つを兼ね備えた、きめ細かいレッスンを行っております。

講師

【監修/講師】
杵屋五司郎(簑田司郎:日本音楽集団団員)
東京藝術大学音楽学部卒。杵屋五三吉(杉浦弘和)氏に師事。
伝統音楽の長唄・現代邦楽の両方で演奏すると同時に、作曲にも取り組み、国内外で活躍。
2001年 昭和音楽大学講師
2002年 東京藝術大学音楽学部邦楽科講師
現在、NPO日本音楽集団常任委員、長唄東音会所属。
【講師】
東音 穂積大志(穂積大志:日本音楽集団団員)
上智大学英語学科卒。
東京芸術大学音楽学部別科卒。
NHK邦楽技能者育成会卒業。
地歌三味線を瀧澤憲一氏、 長唄三味線・現代三味線を杵屋五司郎(簑田司郎)氏に師事。
2006年 くまもと全国邦楽コンクール優秀賞受賞
2007年 NHK邦楽オーディション合格
三味線講習会講師として一般・小中学生・音楽担当教員への指導実績多数。
現在、NPO日本音楽集団・「むつのを」に所属。

レッスンアシスタント

上記講師の他に、レッスンアシスタントが1名、初心者・初級者レッスンのサポートをいたします。月2回という限られた回数の中で、少しでも多く三味線を弾いていただき、三味線が全く初めての方でも、着実に上達できるようにお手伝いさせていただきます。

楽譜について

小十郎譜(研精会譜)と呼ばれる記譜方法の楽譜を使用します。
この楽譜は、「ドレミファソラシ」を「1234567」の数字に置換した譜面で五線譜との対応が非常にわかりやすいのが特徴です。
【参考】他の三味線譜との対応表(第1弦=シ音/本調子)
この記譜法を習熟すると、平素な五線譜の曲(教科書掲載の曲など)や、ポップスの譜面に、ご自身で三味線の譜を書き込んで、演奏できるようになります。
・オクターブの高低は、数字の左右に・を置いて表記します。
・三味線の開放弦は、シミシ(・7-3-7)で表記します。

<記譜例1>

<記譜例2>

<代表的な三味線譜の比較> 過去記事より
三味線の楽譜について

<五線譜による三味線演奏解説> 過去記事より
五線譜で三味線 第1回:2006/11/26
五線譜で三味線 第2回:2006/11/26
五線譜で三味線 第3回:2006/11/28
五線譜で三味線 第4回:2006/11/29
五線譜で三味線 第5回:2006/12/01
五線譜で三味線 第6回:2014/4/22
五線譜で三味線 第7回:2014/6/29

教材(楽曲)について

レッスンの初期では、練習曲集テキストを使用します。段階的に学べるこの教材で、基本的な奏法を身につけ、三味線の楽譜に慣れることを目指します。
テキストを修了した後は、三味線音楽のジャンルの一つである「長唄」をメイン教材とし、一曲一曲マスターしていきながら、三味線の演奏技法を少しずつ高めていきます。

会員専用のページから、自習用の録音教材をダウンロードすることができます。
録音教材のダウンロード(ID/パスワードが必要)