【6/10上野】長唄二題の会

長唄二題の会(第三十七回)
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長唄二題の会
<第三十七回>
【日時】2011年6月10日(金) 開場18:30 開演19:00
■「新曲浦島」
   唄 :東音小林百合
  三味線:東音穂積大志・杵屋五助
■「黎明」
   唄 :杵屋三七郎
  三味線:東音大木啓衣・杵屋五助
【会場】お江戸上野広小路亭
   (台東区上野1-20-10 TEL:03-3833-1789)
【料金】2,000円
   (全席自由)
◎今月の二題の会では、「新曲浦島」の演奏と解説を行います。
この「新曲浦島」は、シェイクスピアの翻訳者としても有名な「坪内逍遥」の舞踊劇作品です。
前編で三幕、十二景という大作ですが、この曲はその序幕の前曲部分になります。
時は、日露戦争の前後、坪内逍遥は、所作事(日本舞踊)を、西洋のオペラ(歌劇)に匹敵する芸術として高めたいとの思いから「新楽劇論」を発表します。そして、この論文の内容を実践する試作品として作られたのが、この作品になります。
前曲部分の「新曲浦島」では、浦島伝説には触れず、ひたすら海の様子を描写していますが、その歌詞は抒情的な内容を排し、美しい叙事的文章でまとめられ、逍遥の理想とする、文学的価値を追求したものとなってます。
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