福島市の飯坂温泉

今日は三味線の話題を少しはなれて雑記させていただきたいと思います。
私の実家でもある、福島の稽古場から車で15分、福島市街地からも飯坂電車で20分という、町中から近い所に飯坂温泉街があります。
今日は、その飯坂町の三味線店主、町田敏弘さんを訪ねました。
三味線の修理、張替、販売はもちろん、ご自身自らが津軽三味線奏者で、演奏活動、教授活動もされているということで、本当に三味線の普及に尽力されています。
聞けば先代の頃には、飯坂の町におよそ200人の芸者さんがいて、長唄・小唄・端歌を嗜んでいたとのこと。かつての賑わいは、相当なものだったのでしょう。
その後、飯坂のライブスペースということで、「楽屋」という素敵なバーを紹介していただきました。
40人ほどの席にほどよい広さのステージとPA設備が整い、週末はライブ会場、平日はスポーツバーとしていつでも楽しめるとても洒落た空間でした。
「せっかくなので…」と10名程のお客様を前に、「大薩摩幕間三重」を演奏。
温かい拍手をいただき、近いうちに「長唄三味線ライブ」をさせていただくお約束をして、お店を後にしました。
飯坂温泉街を浴衣で歩けば、流しの三味線の音がどこからともなく聞こえて、湯宿の座敷では三味線を伴奏に踊る芸者さんと、宴席の賑わいが窓の外へ漏れ聞こえる…
そんな風情を夢見つつ、帰路につきました。
穂積

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