三味線のチューニング:調子笛の種類
三味線をチューニングするに当たって、調子笛があると両手が使えて便利、ということは、
三味線のチューニング2:調子笛
の記事でもご紹介しました。
さて、
「調子笛を楽器店で購入しようとしたところ、箱が2種類あってどちらか分からない」
とのご質問をいただきました。
今日は、主に楽器店で取り扱われている調子笛2種類について説明いたします。
【調子笛・低音用】★三味線のチューニングにはこちらが便利
・商品の箱:歌舞伎の定式幕を模した箱です。
・調子笛の音階:ラ(A)から始まり、オクターブ上のラ(A)まで
【調子笛・高音用】※洋楽器用ということらしいです
・商品の箱:
・調子笛の音階:ミ(E)から始まり、オクターブ上のミ(E)まで
「高音用」の調子笛を使ってもチューニングは可能ですが、実際に三味線の第一弦の音よりも、1オクターブ高い「シ」を鳴らしてチューニングすることになりますので、慣れないと少し難しいかもしれません。
YouTube動画でも三味線のチューニングついて解説しておりますので、合わせてご活用ください。
低音用の調子笛は、1本以下が、12*11*10*9*8*までは、オクターブ上なので、低音のものは、できないでしょうか?